犬にアマランサスを与えても大丈夫?スーパーグレインと呼ばれる秘密とは

犬 アマランサス 食べる 与える 大丈夫 

近年、新しいスーパーフードとして注目を集める「アマランサス」をご存知だろうか。

 

アマランサスは、「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とも称されるほど、高い栄養価をもつ穀物。

ぷちぷちとした食感が特徴で、クセがなく、ご飯と一緒に炊いてもよし、スープやサラダに入れてもよし、と様々な料理に手軽にプラスできる食材だ。

 

もちろん愛犬の食事にもアマランサスを加えてあげてもOK。今や犬用手作りレシピに載っているほどの優秀食材でもあるのだ。

WHO(世界保健機構)が「未来の植物」と評価しているほどのアマランサス、今回はその秘密に迫っていこう。

 

 

アマランサスがスーパーグレインと呼ばれる理由

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アマランサス(学名:Amaranthus)は南米ペルー原産のヒユ科の植物。

アマランサスは高さ2メートルにまで育つ植物で、先端に深紅の羽のような形の花を咲かせる。その花の中の穀粒がアマランサスの種子で、一般的にその種子を食用とするのだが、葉にも栄養があるとして食べる国もある。

アマランサスの歴史はとても古く、古代アステカの人たちにも食べられてきた。その活用は食用だけではなく、宗教儀式においても用いられていたというほどだ。

 

一方の栄養面では、精白米と比べてカルシウムが約30倍、鉄分は約50倍、繊維質は約8倍と極めて高い。

ほかにも、必須アミノ酸をはじめ鉄分、マグネシウム、リン、亜鉛、ビタミンB6などの栄養素が含まれており、今、世界の多くの研究者たちに注目されている。

これが、アマランサスがスーパーグレインと呼ばれる所以なのだ。

 

干ばつにも強い自生力、生命力を持つというアマランス。これだけの栄養がバランスよく含まれているのだから、普段の食事にも取り入れてみたいものだ。

 

アマランスの栄養と効能、特徴について

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完全なタンパク質

タンパク質の量と質の面からみると、アマランサスは他の穀物よりもはるかに優秀だ。タンパク質含有量は精白米の2.5倍もの量を含み、お米や小麦には入っていない必須アミノ酸の「リジン」も豊富に含んでいる。

このリジンには、脂肪を分解する「リパーゼ」の働きをよくする作用があるので、ダイエット効果にも期待ができる。

リジンは他にも、カルシウムを吸収したり筋肉を作ったりするのを助け、エネルギー代謝を活発にしてくれる役割も持っている。

私たちのほとんどが、肉類(動物性タンパク質)から摂っているリジンだが、植物からも摂れるのは嬉しいポイントだ。

 

貧血予防におすすめ

アマランサスに含まれる鉄分、葉酸、亜鉛は貧血予防にとても効果的だ。

貧血予防といえば、レバーの鉄分を思い浮かべる方も多いだろう。

しかし、植物由来のアマランサスは、ほかにも貧血予防に効果的な葉酸や亜鉛も含んでいるのが嬉しいポイント。そのうえ亜鉛は、ストレスの軽減、免疫力の向上にも効果があるといわれている成分でもある。

犬は人よりも多くの亜鉛が必要ともされているので、これまた嬉しいポイントではないだろうか。

 

 

ミネラルも豊富に含まれる

アマランサスには、カルシウム、鉄分、リン、亜鉛、マグネシウムといった、実に様々な種類のミネラルを含んでいる。

基本的にミネラルは、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」の3大栄養素の機能をサポートしてくれる大切な成分。

犬の体調を整えるだけではなく、骨や歯など体の組織を構成する働きもあるので、犬の成長には欠かすことができない成分なのだ。

 

 

グルテンフリー

アマランスは実際のところ穀物ではないため、小麦などに含まれるグルテンは含まれていない。

小麦に対するアレルギーがあり、グルテンフリーの食事を目指している飼い主さんには朗報だろう。

 

 

多彩なビタミン類

アマランサスは実に多彩なビタミンを含んでいる。

ビタミンA、C、E、Kをはじめ、ビタミンBではB2、B6、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B5)、葉酸などを含んでいるのが特徴だ。

 

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは「ビタミンACE(エース)」と呼ばれるほど抗酸化力に優れており、免疫力アップやアンチエイジング、コラーゲンの生成を促すなど、身体の調子を整えてくれるには欠かせない栄養素である。

また、ビタミンB2、B6、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B5)、葉酸といったビタミンB群も豊富に含んでいるのも嬉しいポイントだ。

ビタミンB群は基本的には炭水化物、脂肪、タンパク質の代謝に必要な成分である。つまり、人や犬にとっても生きるためのエネルギーを作るには欠かせない栄養素でもあるのだ。

 

 

愛犬の食事にアマランスを加えてみよう

このように栄養満点なアマランサスだが、与え方はとても簡単。

ここでは手間いらずで簡単な与え方をご紹介しよう。

 

そのまま茹でて使う

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アマランサスは粒状の穀物で、火を通すと柔らかく消化しやすくなる。

そのため茹でてから使うのだが、まずは目の細かいザルでサッと水洗いしよう。

沸騰したお湯で8~10分ほど茹でて水を切るだけで、フードのトッピング、手作り食など様々な料理にプラスすることができる。いつもの食事の栄養価がぐっと上がるのでおすすめだ。

また、もう少し柔らかめにしたい場合は、水を切った後に蓋をしてしばらく蒸らそう。

 

 

白米と一緒に活用する

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アマランサスの基本的な食べ方といえば、白米と一緒に炊くのが一般的だ。

もちろん、手作り食で白米を活用している方でも、アマランサスを加えて炊くことにより、主食の栄養価が上がるので非常に良い。

ただし、栄養価が高いからといって、アマランサスを多めに入れて炊くことは控えよう。白米+アマランサスの組み合わせは、カロリーもその分高くなるので注意したい。

 

 

アマランサス摂取上での注意点

アマランサスの過剰摂取は避けよう

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アマランサスにはサポニンという成分が多く含まれている。

この成分は、血液中のコレステロールや中性脂肪など、血液中の余分な脂質を洗い流して肥満予防によいとされているが、大量に摂取すると腸の炎症要因になるとも言われている。

 

また、人の場合、アマランサスの食物繊維を過剰に摂取して、消化不良を起こし下痢のような症状を引き起こすことも報告されている。いずれにしても、アマランサスの過剰な摂取は控えるべきだろう。

 

 

カロリーオーバー

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お米と一緒に炊くイメージの強いアマランサスだが、実は白米とほぼ同程度のカロリーがある。

 

アマランサス100gあたりのカロリーは358kcalで、一方の白米は100gあたり356kcalとほぼ同じ。入れすぎるとあっという間にカロリーオーバーになりやすいので、摂取にはこの点も注意したいところだ。

 

さいごに

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アマランサスは手軽で簡単、しかも少量加えるだけで、いろいろな料理の栄養価をアップすることができる優れた穀物だ。

ただ、スーパーでは雑穀に少量ミックスされている商品は見かけても、アマランサス単品として見かけることは少ないのも現状である。もし、アマランサスだけが欲しいなら、ネット通販で自分好みのアマランサスを探してみるのがおすすめ。

栄養バランスが崩れていると感じたら、ぜひ愛犬と一緒に取り入れてみてはいかがだろうか。

 

 

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