犬はかいわれ大根を食べても大丈夫?大根にはない栄養を持っている!?与え方や栄養について

犬 かいわれ大根 食べる 大丈夫 スプラウト 与える
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犬 かいわれ大根 食べる 大丈夫 スプラウト 与える

野菜の価格が高騰する時でも安定した供給がある「かいわれ大根」。

天候不順などでもスーパーに行けば必ず手に入る、実に頼りになる存在だ。

 

栄養面でも、βカロテンやビタミンC、K、カリウムなどを豊富に含み、且つ、100gあたり21kcalという低カロリー。面倒な下処理も必要なく、サッと手軽に使えるので何かと便利な食材でもある。

 

もちろん、かいわれ大根を犬に与えてもOK。

大根の新芽なので、大根おろしにあるようなピリッとした辛味はあるが、犬に与えても問題のない野菜のひとつなのだ。

今回は、そんなかいわれ大根の栄養と効能、与え方などを紹介していこう。

 

 

「かいわれ大根」と「大根」の栄養の違い

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かいわれ大根は「大根」という字を使っているので、大根の種をまくとかいわれ大根が育つイメージがあるが、実は大根の種をまいてもかいわれ大根を育てることができないのはご存知だろうか?

逆に、かいわれ大根の種から大根を育てることもできない。

その違いは品種改良にあるのだが、大根の場合は太くて大きな根を食べられるように品種改良した種を使って育てられている。一方の、かいわれ大根にはその品種改良は施されてはいない。

 

つまり、分類上は「大根」扱いでも両者は育てる種がそもそも違うというわけだ。

 

そのため、かいわれ大根には大根がもともと持つ栄養素のほかに、大根がもっていない栄養も含んでいる。

その栄養が、ビタミンKやビタミンEといった成分。ほかにも大根にはほとんど含まれていないβカロテンも豊富に含まれているのが特徴だ。

 

かいわれ大根は、ハート型の葉をつけた見た目も可愛い野菜だが、意外にも栄養が豊富に含まれているのだ。

 

かいわれ大根の栄養と効能

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最近注目を集める「スプラウト食材」。

スプラウトとは植物の新芽の総称。発芽したばかりの新芽には、植物がこれから成長するための栄養が豊富に含まれているというのが人気の理由だ。

豆苗やブロッコリー、クレソンなどの新顔が登場するなか、かいわれ大根はその生みの親のような存在と言えるだろう。

 

βカロテン

βカロテンには抗酸化作用があり、ガンの予防老化予防に効果的と言われている。

しかも、βカロテンは必要な量だけ体内でビタミンAに変換するという優れもの。ビタミンAは、視力を維持するには欠かすことのできない栄養素の一つでもある。

 

 

ビタミンE

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、アンチエイジング効果が期待できる栄養素である。

また、強力な抗酸化作用で活性酸素を無害化すると言われており、動脈硬化の予防に期待ができる。

 

 

ビタミンK

ビタミンKの役割は、出血した時に血液を固めて止血する働きのほか、骨に存在するタンパク質を活性化し、骨の形成を促す作用がある。

犬は腸内細菌によってビタミンKが合成されると言われているが、それだけで1日の必要量を補えないともいわれている。そのため、普段の食事からも不足しないよう補ってあげたい。

 

 

ビタミンC

犬は体内でビタミンCを合成できるが、だからといって摂取しなくてもいいわけではない。年齢と共にその能力は低下するので長期的に摂取したい栄養素の一つなのだ。

ビタミンCの主な働きとして、活性酸素を無毒化する「抗酸化作用」が挙げられ、免疫力の向上、コラーゲンの生成を促すなど、身体の調子を整えるには欠かすことのできない栄養素なのである。

 

かいわれ大根の与え方

さわやかな辛味とハリのある食感があるため、サラダや薬味として食べる方も多いだろう。

もちろん、犬にも生のまま与えて問題はないのだが、かいわれ大根はヒョロっと細長いので、喉に引っかからない長さにカットしてから与えよう。

ただ、辛味が強いので生で与えて食べない時は無理強いは禁物。辛味に抵抗があって食べない場合は、無理に食べさせないようにしよう。

 

かいわれ大根は加熱がおすすめ

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かいわれ大根に含まれるβカロテンは脂溶性で油との相性が非常に良い。油を使って調理することにより体内での吸収率がアップするのだ。

また、かいわれ大根に含まれているビタミンEも熱に強い性質を持っている。加熱調理でも栄養を損なう心配がないのでおすすめだ。

 

他にも、火を通してあげたほうが消化しやすいというメリットもある。かいわれ大根はすぐ火が通る野菜なので、愛犬にはサッと加熱したものを与えよう!

 

甲状腺に疾患のある犬は念のため注意

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甲状腺は、甲状腺ホルモンという代謝を促すのに大切な物質を作って血液中に流してくれる重要な器官。

かいわれ大根のようなアブラナ科の野菜には「ゴイトロゲン」という成分が含まれており、甲状腺ホルモンをつくるのに必要な「ヨウ素」の吸収を妨げてしまう。

 

健康な犬であれば特に神経質になる必要もないが、もともと甲状腺に疾患のある犬には与えないようにしよう。

 

また、アブラナ科の野菜は他にも、ブロッコリー、キャベツ、小松菜など、どれも食卓に登場する機会が多い野菜に多く含まれている。かいわれ大根と一緒に扱うと摂取量も増えてしまうので注意したい。

 

さいごに

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かいわれ大根は、購入後に冷蔵庫へ入れておいても2日~3日で弱ってしまうデリケートな野菜。

その理由は、ほとんどが乾燥。根がはっているスポンジが乾いて、新芽が弱ってしまうからだ。

 

そのため、冷蔵庫に入れる前にパックの蓋をとり、スポンジが浸るくらいの水を注いでから冷蔵庫へ。こうすることにより1週間程度は長持ちするので、お試しを。

また、衛生面から水は2日に1回は取り替えるとよい。調理の際は、必要な分だけ根元から切り取って使おう。

 

愛犬にはヨレヨレな状態ではなく、シャキッとしたかいわれ大根を調理して与えたい。

 

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