犬はグリーンピースを食べても大丈夫?料理の脇役とはもう言わせない。その栄養と与え方

犬 グリーンピース 食べる 与える 大丈夫

料理に入っていようものなら、お皿の端に寄せられる…そんな「嫌いな野菜」ランキングでも常に上位に挙がってしまうグリーンピース。

不人気野菜の代表格、そして料理の脇役としての扱いが多いが、このグリーンピースは意外にも栄養価が高く、優秀な野菜であるのはご存知だろうか?

今や、市販のドックフードにもよく利用されており、ドライフードやレトルトパウチ、缶詰などの形態を問わず、店頭でも頻繁に見ることができる食材だ。

 

もちろんグリーンピースは犬に与えてもOK。

好き派、嫌い派にハッキリ分かれる野菜だが、ぜひ今回の情報を参考に、グリーンピースの良さを知って愛犬と一緒に味わおう。

 

 

グリーンピースとはどんな食べ物か?

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みなさんは、グリーンピースとはどんな食べ物かをご存知だろうか?

グリーンピースは「えんどう」の実を未成熟な段階で収穫したもの。

えんどうは、成熟段階に応じて、若い芽は「豆苗」、さやが柔らかく実が小さいうちに収穫すれば「さやえんどう」、実が成長しきっていない、まだ未成熟なうちに収穫すれば「グリーンピース」、完全に熟したあとは「えんどう豆」となるのだ。

 

ちなみに、グリーンピースの旬は3~5月の春。

意外に知られていないが、旬の時期のグリーンピースは甘みが増して、苦味が薄くなる。 グリーンピースが好きではない方でも、この時期のグリーンピースならきっと今までの印象が変わるはずだ。

 

グリーンピースの栄養と効能

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料理としての存在は脇役としての印象が強いグリーンピースだが、栄養価においては主役級の存在になる。

では、具体的にどんな栄養が含まれていて、どんな効能があるのか見ていこう。

 

食物繊維

どの豆にも共通して言えることだが、豆類は食物繊維を多く含む。

グリーンピースも例外ではなく、一握りの量が大盛サラダ1杯分に相当するほどの量なのだとか。

食物繊維は便質の改善や便通を促す働きに期待ができる。

 

 

たんぱく質

たんぱく質には「動物性」と「植物性」があるのだが、グリーンピースに含まれているのは植物性タンパク質である。

たんぱく質は健康な筋肉や皮膚の材料となり、体の成長にとって絶対に必要なものであると同時に、アミノ酸として体の中でさまざまな働きを担ってくれる存在だ。

動物性の食材からも摂取は可能だが、この場合は脂肪分が気になるところ。しかし、グリーンピースにはほとんど脂肪分は含まれていないため、ヘルシー志向の飼い主さんにはもってこいの食材だろう。

 

 

亜鉛

犬に亜鉛?と思ってしまうが、実は愛犬の健康を保つためには頼りになる存在だ。

亜鉛は、細胞の再生やストレスの軽減、免疫力の向上に効果があるといわれている。

亜鉛の不足は、フケ、鼻や肉球のカサカサの原因にもなってしまう。犬は人よりも多くの亜鉛が必要だとされているため、不足しないよう摂取したい。

 

 

カリウム

カリウムは、体に含まれている余計な塩分(ナトリウム)を排出する効果があることから、利尿作用血圧を下げる働きに期待ができる。

近年、高血圧や脳卒中の予防などにもつながる重要な栄養素として注目されている。

 

 

ビタミンB1

ビタミンB1はエネルギー代謝に必要な栄養素といわれ、記憶力や認知機能を正常に保つ働きや、脈拍数や血圧が上がりすぎないように調節する。

別名、「神経系のビタミン」とも表現され、ビタミンB1の欠乏は運動失調や神経伝達に障害が発生しやすくなる。

 

グリーンピースの与え方と注意点

グリーンピースの与え方のポイント

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グリーンピースは小粒なので、火を通すと柔らかくなりやすい食材だ。しかし、野菜類の消化が不得意な犬に与える場合には、少しだけ気を付けたいポイントがある。

まずは、加熱したグリーンピースの消化をさらに良くするために、細かく刻んだりつぶしたりして与えるようにしよう。

粒のまま与えた場合には、ウンチと一緒に出てきてしまうこともあるので、せっかくの栄養がうまく摂れずにもったいないからだ。

 

できれば、豆の周りの薄皮も取り除くと、消化吸収がより良くなるのでおすすめ。

ただ、一粒ずつ薄皮剥きをしていたら気が遠くなってしまうので、茹でる前に「切れ込み」を入れてから茹でるようにしよう。こうすることにより、茹で上がり後簡単に薄皮を剥くことができる。

さらに、網で裏ごしすればもっと簡単に。時間のない時はぜひ試してみて欲しい。

 

 

グリーンピースにアレルギーがないか要チェック

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今や穀物アレルギーを持つ犬向けに、穀類の代わり(炭水化物源)としても使われるケースがあるグリーンピース。

とはいえ、グリーンピース自体にアレルギーがないか要チェック。アレルギーの原因となるものをアレルゲンと呼ぶのだが、実は食べ物全てにアレルゲン要素があることは知っておこう。

 

また、与える量は、1日2~3粒という意見から、5粒程度までなど意見もさまざまである。これは、グリーンピースがややカロリーが高いのと、犬の大きさや消化能力などによっても変わってくるだろう。

 

初めて与える時は少量から与えて、痒がったり嘔吐などのアレルギー症状がでないか、消化不良による下痢がないか、愛犬の様子をよく観察するようにしよう。

 

 

栄養は逃さず与えるのがコツ

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グリーンピースの豊富な栄養を逃さず摂取するには、茹で汁も上手に活用することが重要だ。

グリーンピースに含まれている一部の栄養素は水溶性なので、茹で汁を捨ててしまうと茹で汁に残った栄養も捨てることになってしまう。

トッピングとして茹で汁も加えるか、手作り食を作る時に他の食材と煮込んで使うなど、栄養価が増すだけではなく、香りもよくなっておすすめだ。

 

さいごに

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今では冷凍食品や缶詰として1年中手に入るグリーンピースだが、旬の時期になると生のグリーンピースも見かけるようになる。

旬の時期のグリーンピースは、冷凍や缶詰ものに比べて甘みが強く、実も柔らかく水分も多いので茹でるとホクホクとして美味い。旬を逃すとなかなか出回らないので、スーパーで見かけたら、是非とも愛犬と一緒に味わってもらいたい。

 

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