犬にオリーブオイルを与えても大丈夫?実は違いがあるって知ってた?正しい与え方

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古くより、飲む・食べる・調理するといった「食」はもとより、儀式に、美容に、傷の手当てにと、生活の様々な場面に欠かせなかった「オリーブオイル」。

人類最古のオイルと言われ、かの絶世の美女、クレオパトラも美容オイルとして愛用していたという逸話もあるほどだ。

もちろん、オリーブオイルの健康効果は人間だけではなく、犬にとっても有効。与えても問題のない万能オイルである。

 

今や、日本の家庭にも広く浸透して、愛犬の食事にもオリーブオイルを選択する、という方も多いことだろう。

ただ、オリーブオイルといえど、実は違いがあるのはご存知だろうか?

 

今回はオリーブオイルの種類や品質基準について紹介していくとともに、栄養・与え方なども今一度おさらいしておこう。

 

 

オリーブオイルは大きく分けて2種類

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スーパーなどに行けば、様々な種類がズラリと並んでおり、違いが何かよくわからずに、どれを買えばいいのか悩むことはないだろうか?

だが、その分類は大きく分けてバージンとピュアのふたつ。製法により種類が異なるため、違いを知って愛犬の食事に活かしていこう。

 

バージンオリーブオイル

簡単に言うと、オリーブの実をしぼっただけのオイル。

オリーブの実に含まれる天然成分が、香りや味わいとなって楽しむことのできるオイルだ。

 

さらに、品質の高い順により、「エクストラバージンオイル」「バージンオリーブオイル」「オリーブオイルランパンテ」と分けられる。

エクストラバージンオリーブオイルは、しぼっただけのオイルの中では最高品質というわけだ。

 

 

ピュアオリーブオイル

対して、「ピュアオリーブオイル」は、オリーブをしぼってオイルを精製し、香りや味のない「油」の状態にしたものと、エクストラバージンオリーブオイルもしくは、バージンオリーブオイルをブレンドして作られる。

 

ブレンドの比率に決まりはないので、ほぼ無味無臭のものもあれば、オリーブの香りが引き立つものまで様々である。

ちなみに、精油した油は、香りや味わいは取り除かれているが、油としての成分であるオレイン酸などの脂肪酸に変わりはない。

 

 

日本と世界の品質基準の差

最高品質のエクストラバージンオリーブオイルだが、本来、国際オリーブ協会の品質基準をクリアしたオリーブオイルを指す。

オリーブの果実をしぼって濾過し、そのうち酸度が0.8%以下、且つ鑑定士による官能評価で最高品質と認められたものがエクストラバージンに分類されるのだ。

 

だが、国際オリーブ協会に加入していない日本では、JAS規格で酸度が2.0%未満のものが、エクストラバージンに認定されている。

つまり、日本でエクストラバージンを名乗っているものの中には、海外の基準をクリアしていないものも存在している。ラベルに記載されていても、上記基準のエクストラバージンではない可能性があるというわけだ。

 

 

生と加熱でどう使い分ける?

犬 オリーブオイル 塗る 大丈夫 アレルギー 量 与える量一般的にエクストラバージンオリーブオイルは生食、ピュアオリーブオイルは加熱とされることが多い。

生食か加熱かで上手に使い分けるために、それぞれの特徴をおさえておこう。

 

生食なら

フードのトッピング、手作り食にひと垂らしするなら、間違いなくエクストラバージンオリーブオイルを使うべきだ。

エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実をそのまましぼったフレッシュな状態で、豊かな香りや風味を楽しむことができる。

生食用として選ぶなら、迷わずエクストラバージンオリーブオイルを使いたい。

 

 

加熱なら

オリーブオイルは加熱すると香りがとんでしまうため、加熱用にはピュアオリーブオイルを使うのが良い。

ピュアオイルは香りや味にクセがなく、エクストラバージンオリーブオイルに比べて安価であるため、サラダ油のような感覚で使うのをおすすめする。

ほかの具材と炒めるときにはピュアオイルを使うといいだろう。

 

オリーブオイルの栄養は?

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さて、オリーブオイルの違いや上手な使い方が分かったところで、次は気になる栄養価について見ていこう。

 

オレイン酸

オリーブオイルには、他のオイルに比べてオレイン酸を多く含むのが特徴だ。

オレイン酸がもたらす効能としては、保湿効果や、皮膚や毛の健康維持、善玉コレステロールには影響を与えず悪玉コレステロールだけを減少させる効果、便通をよくする効果などがあげられるようだ。

 

 

ビタミン類

オリーブオイルには、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKが含まれる。

特に強力な抗酸化作用で動脈硬化の予防に期待できるビタミンEの栄養成分の含有量が多いのが特徴とされる。

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、アンチエイジング効果にも期待できる嬉しい栄養素でもある。

 

 

その他の栄養成分

その他の栄養成分がもたらす健康効果としては、ポリフェノールによる抗酸化作用、スクワレンなどによる保湿効果などが期待できる。

ちなみに、スクワレンは動物性のものと、植物性のものがある。主に深海ザメのように大量に抽出される動物性のものとは違い、オリーブの中に含まれるスクワレンはオリーブに中に1%以下しか含まれていない大変貴重なもの。

また、動物性スクワレンに含まれているプリスタンという刺激物質が、植物性スクワレンには含まれていないのも嬉しいポイントだ。

 

オリーブオイルの与える量と保存方法

オリーブオイルの与える量

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一般的にオリーブオイルを与える分量は、犬の体重5㎏程度につき、小さじ1杯程度(5cc)が目安と言われている。

ただし、小さじ1杯あたり46Kcalあるので、愛犬の体重や年齢、摂取カロリーを考えた上で量を加減するのが望ましい。

 

また、オリーブオイルの与え過ぎは下痢の原因にもなってしまうので注意したい。

適量かどうかの判断としては、便の状態で見極めることも可能。与えた後は、便がゆるすぎないかチェックするようにしよう。

オリーブオイルの適量は、犬種によっても個体差があると言われている。心配な場合は、かかりつけのドクターに相談してみるのも一つの方法だ。

ちなみに、小さじ1杯5㏄といってもピンとこない方は、ペットボトルのキャップで代用することも可能。キャップ1杯あたり、7.5㏄あるので、3分の2程度が5㏄と考えていただいてOK。ペットボトルのキャップは規格が統一されているため、手軽に代用することができて便利だ。

 

 

オリーブオイルの保存方法

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オリーブオイルは30度以上になるところに長時間置いておくと品質が劣化すると言われている。

温度や湿度、紫外線の影響も受けやすいので、直射日光が当たる場所や高温多湿の場所に保存するのは避けよう。

また、逆に温度が低すぎると凝固し、固まって溶けるということを繰り返すと、品質が劣化してしまうとも言われている。冷蔵庫での保存は避け、日が当たらない涼しいところで保管するようにしよう。

 

また、美味しいエクストラバージンオリーブオイルを選ぶのであれば、遮光瓶に入っているものを選ぶのがコツ。

オリーブオイルは、蛍光灯の光にさえ酸化すると言われている。プラスチックボトルではなく、瓶に入ったものを選ぼう。

 

さいごに

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オリーブオイルはオリーブの品種や産地によって、香りや風味異なり価格も変わってくる。

国際オリーブ協会と日本のJAS規格に差はあるとはいえ、日本でもさまざまな品評会やオリーブソムリエなども存在するため、自分と愛犬の好みに合うものを探してみるのも面白い。

 

トッピングに良し、油を使う感覚で炒め物にも良し、手軽で便利なオリーブオイルを、ぜひ愛犬と一緒に活用しよう。

 

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