犬はドラゴンフルーツを食べても大丈夫?栄養と与え方、注意点について

犬 ドラゴンフルーツ 食べる ピタヤ名前は聞いたことがあるものの、あまり市場に出回ることのないドラゴンフルーツ。

多くの人にとっては謎の多いフルーツといえるのではないだろうか。

 

ドラゴンフルーツとは、メキシコまたは中南米の熱帯雨林を原産とするサンカクサボテンの果実のこと。

別名「ピタヤ」。英名では「NIGHT BLOOMING CEREUS(夜に咲くサボテン)」とも呼ばれ、真夜中に花を咲かせるドラゴンフルーツの特性から「夜の女王」とも呼ばれることもある。

 

そんな、神秘的なドラゴンフルーツ。ASPCA(米国動物愛護協会)では、犬にとって毒性なし(参考:Pitaya/ASPCA)に分類しているため、与える分には問題なさそうなのだが、栄養成分や与え方はどうなのだろう。

 

見かける機会があっても、どうやって食べれば良いのか分からず購入するまでに至らない方も多いのではないだろうか。

そこで今回は、神秘的で謎めいたドラゴンフルーツの基礎知識から、栄養価、与え方などについてご紹介していこう。

 

 

ドラゴンフルーツの種類と特徴

犬 ドラゴンフルーツ 食べる ピタヤ

ドラゴンフルーツの種類

赤い果皮が特徴的なドラゴンフルーツは、果肉の色によって「ホワイトピタヤ」「ピンクピタヤ」「レッドピタヤ」に分類される。

果肉の色は外見から区別するのは難しい。ほかにも、果皮が黄色い「ゴールデンドラゴン」もある。

それぞれの味わいの特徴としては以下の通り。

  • ホワイトピタヤ・・・ほのかな甘みと酸味が特徴
  • レッドピタヤ・・・ホワイトピタヤより甘くほのかな酸味を持つ
  • ピンクピタヤ・・・濃厚な甘みを持ち、一般に出回っているピタヤの中では最も甘い
  • ゴールデンドラゴン・・・ホワイトピタヤよりもさらに薄味なのが特徴

 

また、黄色くごつごつした「イエローピタヤ」もあるが、ゴールデンドラゴンとは別な属性。果実の形が異なるが、ドラゴンフルーツの仲間として扱われている。果肉自体は他のドラゴンフルーツと比較してとろっとしており、ジューシーで甘みがあるのが特徴だ。

 

ドラゴンフルーツの特徴

大きさは10~15㎝ほどで、皮が赤色や黄色のウロコ状になっているのが特徴。

切った際、果肉一面に胡麻粒のような黒い種子があるのだが、この種子は取り除かずに果肉ごと食べられるため、キウイフルーツのようなプチプチとした食感を感じることもできる。

農薬をほとんど使わずに栽培できるということもあり、最近では健康志向の自然食としても注目されつつある果物だ。

 

ドラゴンフルーツの栄養と効能

犬 ドラゴンフルーツ 食べる ピタヤ

ドラゴンフルーツは実に栄養豊富で、ビタミンB1、B2、葉酸、ナイアシン、ビタミンCなどのビタミン類の他に、カリウム、マグネシウム、鉄分といったミネラル類も豊富に含まれている。

その他にも、便秘予防・改善に役立つ食物繊維、老化防止に役立つポリフェノール、ブルーベリーでもお馴染みのアントシアニン等の抗酸化物質も含有し、さらには解毒作用をもつアルブミンも入っている。

ドラゴンフルーツは栄養がたっぷりのミラクルフルーツなのだ。

 

ビタミンB1

ビタミンB1はエネルギー代謝に必要な栄養素といわれ、記憶力や認知機能を正常に保つ働きや、脈拍数や血圧が上がりすぎないように調節する。

別名、「神経系のビタミン」とも表現され、ビタミンB1の欠乏は運動失調や神経伝達に障害が発生しやすくなる。

 

ビタミンB2 (リボフラビン)

糖質、脂質、タンパク質を分解する酵素のサポート役として働く。

別名「発育のビタミン」とも言われ、発育促進に重要な役割を果たしてくれる。ほかにも、皮膚、被毛、爪などの細胞を作るためにも必要とされている。

 

カリウム

カリウムは、体に含まれている余計な塩分(ナトリウム)を排出する効果があることから、利尿作用血圧を下げる働きに期待ができる。

近年、高血圧や脳卒中の予防などにもつながる重要な栄養素として注目されている。

 

マグネシウム

血圧や体温調整、神経伝達には欠かせないミネラルのひとつ。

もちろん、過剰摂取は尿路結石を引き起こす要因にもなってしまうが、気にしすぎて摂取せずにいると欠乏症による神経障害や骨、血圧などに異常をきたす場合もある。

犬の健康維持には必要不可欠なマグネシウム。バランスよく摂取を心がけたい。

 

ドラゴンフルーツの見分け方・与え方・注意点

犬 ドラゴンフルーツ 食べる ピタヤ

ドラゴンフルーツの選び方

ドラゴンフルーツは収穫後に「追熟」することがないので、できるだけ新鮮な状態のものを選んで、早めに食べきるようにしよう。

選び方としては、ウロコ状の果皮がしなびれていないか、果皮にハリやツヤがあるかがポイントになってくる。また、持った時にずっしり重みのあるものが良い。

 

ちなみに、ドラゴンフルーツは薄味で甘みが少ないという人が多いが、これはドラゴンフルーツがまだ熟しきっていないから。

実はドラゴンフルーツは保存が効かないため、外国産の物は完熟されない内に収穫されてしまう。しかも、追熟のため一定期間置いても、甘さが増したり果肉が柔らかくなったりはしないのだ。

つまり、輸入物は熟しきっていない物が多いため、薄味で甘みが少なく感じる、というわけだ。

 

 

犬への与え方

犬 ドラゴンフルーツ 食べる ピタヤ

ドラゴンフルーツは見た目とは裏腹に包丁で簡単に切ることができる。

一番簡単な与え方は、ドラゴンフルーツを縦に切ってスプーンですくって与えるのがオススメ。

もちろん、外皮をむいて食べやすいサイズに切って与えてもOKなのだが、成熟の度合いが低いと果皮と果肉がうまく離れない場合があるので、包丁テクに自信がない方はスプーンを使用しよう。

 

また、レッドピタヤを与える場合は、赤の元となるポリフェノールのベタシアニンが豊富に含まれているため、口まわりの被毛や衣類などに色がつくとなかなか落ちないので注意したい。

 

 

腎疾患がある場合は与えない

ドラゴンフルーツには100gあたり350mgとカリウムが豊富に含まれている。

健康な状態であれば尿中に排出されるので、それほど心配はいらないが、腎臓の機能が低下すると、カリウムの排出が困難となり高カリウム血症を起こす可能性がある。

腎臓に疾患のある場合には、カリウムが含まれている食べ物は与えないようにしよう。

 

 

糖質が高いので与える量はほどほどに

犬 ドラゴンフルーツ 食べる ピタヤ

ドラゴンフルーツの糖質量は100gあたり9.9gと、果物の中では平均的な数値である。しかし、人間より何倍も体重が少ない犬にとってみれば糖質は高いほうだ。

100gあたりといってもピンとこないが、ドラゴンフルーツ1個(可食部)あたりが約210~260gなので、小さいサイズを半分にしたものが、100g程度と考えていただいてもいいだろう。

良く食べるからといってパクパク食べさせてしまうと、糖質の摂り過ぎになるので注意したい。

 

さいごに

犬 ドラゴンフルーツ 食べる ピタヤ

ドラゴンフルーツはビタミン類やミネラル類を多く含み、ポリフェノールやアントシアニンの抗酸化作用も期待できる嬉しいフルーツだ。

独特の色と見た目のインパクトが強力ではあるが、一度口にすれば、見た目からは想像できないさっぱりとした味わいに驚くはずだ。

今や、インターネットで手軽に入手することもできるので、まだ食べたことのない人は、ぜひ愛犬と一緒に味わってもらいたい。

 

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