犬は蕎麦(そば)を食べても大丈夫?血液さらさら効果も!その栄養と効能

蕎麦

蕎麦は昔から日本人に愛されてきたソウルフードだ。

そのコシとつるりとした喉越し、香ばしい香りが鼻をくすぐる。

近頃では、グルテンフリー食品として「十割そば」が海外でも人気となり始めているほどだ。

 

蕎麦は意外にも栄養価が高いので、健康食品としても注目を集めている蕎麦。犬も蕎麦を食べれると聞くが、どんな栄養が含まれているのだろう。

愛犬と一緒に蕎麦を楽しむためにも把握しておきたいところだ。

 

今回は、蕎麦の栄養と効能、ちょっとした注意点、蕎麦湯の与え方について紹介していく。

 

 

蕎麦の意外な栄養価とは?

蕎麦

蕎麦は、うどんや米とは違い精製しないで挽くため、栄養価が非常に高い。

 

通常、小麦や米は胚芽部分を取り除いて胚乳部だけを使用するのだが、蕎麦の場合は違う。栄養豊富な胚芽部が実の中心部にあるため取り除くことができない。

 

そのうえ、皮の下の甘皮にも栄養が多いため、精製しないで作る蕎麦は栄養が豊富になるというわけだ。

 

 

タンパク質は精白米の3倍以上多いのが特徴

タンパク質といえば、動物性タンパク質の肉や魚、植物性タンパク質の豆腐など大豆食品があるが、蕎麦も植物性タンパク質を含んでおり、その量はほぼ牛乳にも匹敵する量を含んでいる。

 

また、水溶性で消化されやすく、十割蕎麦のような「そば粉100%」のものは消化にも良く、胃に負担をかけずに食べられる。

 

そのうえ蕎麦のタンパク質は非常に良質で、体内では作ることのできない必須アミノが豊富である。体の発育に欠かせないリジンや、スタミナ源になるアルギニンといった必須アミノ酸を摂取できる健康食品なのだ。

 

ビタミンB1

ビタミンB1はエネルギー代謝に必要な栄養素といわれ、記憶力や認知機能を正常に保つ働きや、脈拍数や血圧が上がりすぎないように調節する。

別名、「神経系のビタミン」とも表現され、ビタミンB1の欠乏は運動失調や神経伝達に障害が発生しやすくなる。不足しないよう摂取したい。

 

ビタミンB2 (リボフラビン)

糖質、脂質、タンパク質を分解する酵素のサポート役として働く。

別名「発育のビタミン」とも言われ、発育促進に重要な役割を果たしてくれる。ほかにも、皮膚、被毛、爪などの細胞を作るためにも必要とされている。

 

ルチン

蕎麦にはビタミンPであるルチンも含まれる。

ルチンは、穀物では蕎麦だけが持っている栄養で、血液をサラサラにして血圧を下げる効果に期待できる。

 

食物繊維

蕎麦は食物繊維を5%含んでおり、その量は白米の2.5倍にもなる。

便秘を緩和し、腸内コレステロールなど有害な物質を水分とともに外に排出する働きをしてくれる。

 

飲む?飲まない?蕎麦湯の栄養

蕎麦湯

蕎麦そのものの栄養価は高いのだが、実はその多くは蕎麦湯に溶けだしている。そのため、蕎麦湯を飲んで栄養補給するのは体に大変良いとされているほどだ。

 

蕎麦には水溶性食物繊維が豊富なため、茹でた際に蕎麦湯が溶けだしている。そのうえ、ビタミンB1、B2、タンパク質、ルチンも水溶性だある。つまり、蕎麦湯を飲めば水に溶けだした分もしっかり摂取できるのだ。

 

蕎麦に塩分は含まれているの?

蕎麦 塩ここで少し気になるのは、蕎麦には塩分は含まれているのかどうかだ。

本来であれば、塩を使わなくても作ることは可能なのだが、そば粉だけでは生地のつながりが弱く、多少の小麦粉が使われる。この小麦粉からグルテンができて、生地をつなげてコシを強くするのだが、その働きをさらに強めるために「塩」が使われるのだ。

 

とはいえ、うどんとは違って、手打ちそば(生そば)には小麦粉は使用することはあっても塩が使われることはない。

 

主に乾麺タイプの蕎麦には塩が含まれている。物によっては量も変わってくるので、塩分が気になる犬は手打ちそばをチョイスするとよい。

 

もちろん蕎麦湯も同様。ただし、蕎麦湯に溶けだした塩分程度なら特に心配する必要はないが、蕎麦湯に「つゆ」を加えて与えるのはNG。

つゆを加えると塩分がグンと上がってしまうので注意したい。

 

与える前に知っておきたい注意点

蕎麦

アレルギーの原因となるものをアレルゲンと呼ぶのだが、食べ物全てにアレルゲン要素があることは知っておきたいところである。

私たち人の場合は、蕎麦アレルギーの症状は他の食物アレルギーに比べて重篤な症状が出ることでも知られている。

犬において蕎麦アレルギー反応に関する事例はないが、初めて与える時は少量から与えて、痒がったり嘔吐したりしないか愛犬の様子を見守ってあげるのも大切だ。

 

また、十割蕎麦のような、そば粉100%(十割)以外には、小麦粉も使用されていることは知っておきたい。

蕎麦アレルギーだけではなく、小麦アレルギーにも注意しよう。

 

さいごに

蕎麦

「蕎麦が好きな人は長生きする」という言い伝えがあるように、蕎麦には生命活動を司るタンパク質や血液をサラサラにして血圧を下げるルチンが豊富に含まれていることが分かった。

愛犬の主食とまではいかないが、トッピングやおやつ、お裾分けなど、いろいろな使い分けもできて、楽しみは尽きない。

愛犬と一緒に豪快に蕎麦をすすりたいところだが、短くカットするのも忘れずに。

 

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